10,000円(税込)以上購入で送料無料 / 新規会員登録で1,000ポイントプレゼント

NEWS

2022.11.04ペアリング

ワインと旬の食材のペアリング「フィトゥー」

~ワインに料理があるとさらに華やかに~
日常の食卓を彩るペアリングをプロのソムリエが指南します

 

ワインと旬の食材のペアリング


パワフルな肉料理に包容力のあるワイン


登場者案内

良川 雅子
JSA認定ワインエキスパートエクセレンス取得、スペイン語通訳案内士
プロフィール:
ワインの輸入・マーケティングやプロモーションなどを担当
櫻井 一都 氏
大井町「ロスビノス」
オーナーソムリエ
プロフィール:
東京・日本橋「レストラン・サンパウ」シェフソムリエを経て、渡西。ICEX(スペイン貿易庁)・スペイン大使館経済商務部主催「スペインワインコンテスト2007優勝」カバ功労騎士叙任

今回のおすすめワイン

フィトゥー

濃いルビー色。シラーの還元的な印象からはじまり、ブラックベリー、バニラ、キャラメル、黒胡椒などが次々と一貫して上品に顔を出す。アフターに残るタンニンも滑らか。アルコールもしっかりと飲みごたえがあり、味わいの変化も楽しめる上品でリッチなワイン。今すぐ飲んでも十分に美味しいが、4~5年後の長期熟成にも耐えうるポンテシャルを感じさせる。造り手の人柄が窺えるワイン。

生産者:ドメーヌ・ジョーンズ
生産地:フランス/ラングドック・ルーション/AOPフィトゥ
タイプ:赤
セパージュ:カリニャン、グルナッシュ、シラー
アルコール度数:14.5度

ご購入はこちら


フランス南部ラングドック地方の産地でスペイン・カタルーニャに近いフィトゥです。ワイン習いたての頃にとあるビストロで鹿のソテーに合わせてだしてくれたのがあまりの美味しさで、以来大好きな産地の一つにインプットされました(笑)。スパイスがきいてしっかりした味わい、でもどこか温かみがあって安心するほっこり系ワインがこういう時期に飲みたくなるかなと思い選んでみました。


テイスティング

色艶のあるしっかりとしたダークチェリーレッド。濃縮感のある印象です。香りは落ち着いた深みのある・・カシスやブルーベリージャムが中心で、そこにシガーやドライフラワー、甘苦系スパイス、鉄さび、ノワゼット(ヘーゼルナッツ)や薫香など、複雑なアロマが入ってきます。


このスパイス、独特で色んな香りがあいまって魅力的ですよね。大人な雰囲気です。


味わいは力強いアタック。グリップのしっかりした甘やかなタンニンと心地良いほろ苦さが特徴的で、骨太な酸が全体を支えています。中盤からアフターにかけて、ボリューム感とスパイシーさが口いっぱいに広がり、全体的に豊かでリッチです。


ボリュームはありますが骨格がしっかりとしていて、包容力のあるマッチョという感じでしょうか(笑)


〜どんな料理に合わせたい?〜

スパイスがアクセントに、中華料理の八角などのスパイスと相性が良さそうな感じです。


豚角煮とか。回鍋肉、ニラレバ炒め、カルビ焼肉・・


スペアリブ、照り感のあるタレに甘やかなタンニンとスパイスとが合わさって最強タッグを組みそうなペアですね。


鶏や豚の唐揚げの甘酢あんかけ、バルサミコソテーなどお肉のコク、旨味と、しっかりとした味のある野菜を使い、濃いめの味付けで、深く飲み応えのあるフィトゥを合わせたい・・。


コクのあるお肉とタレと包容力のあるワインですね。


秋野菜やキノコを使って・・すき焼き。BBQや焼き肉パーティでしっかりとした噛み応えのあるお肉と豪快に楽しみたい時にもぴったり。


いいですねえ。Tボーンステーキに粗びきこしょうをガリガリ振りかけて。もちろん郷土料理のカスレのように肉と豆の煮込み料理とも相性が良いと思います!


大ぶりなワイングラスで、30分~1時間前の開栓がおすすめです。香りも開き、味わいのバランスが良くなります。



今回のおすすめワイン

フィトゥー

濃いルビー色。シラーの還元的な印象からはじまり、ブラックベリー、バニラ、キャラメル、黒胡椒などが次々と一貫して上品に顔を出す。アフターに残るタンニンも滑らか。アルコールもしっかりと飲みごたえがあり、味わいの変化も楽しめる上品でリッチなワイン。今すぐ飲んでも十分に美味しいが、4~5年後の長期熟成にも耐えうるポンテシャルを感じさせる。造り手の人柄が窺えるワイン。

生産者:ドメーヌ・ジョーンズ
生産地:フランス/ラングドック・ルーション/AOPフィトゥ
タイプ:赤
セパージュ:カリニャン、グルナッシュ、シラー
アルコール度数:14.5度

ご購入はこちら


生産者紹介

フィトゥの地を表現する新進の造り手
ドメーヌ・ジョーンズ/ Domaine Jones

イギリス人のケイティ・ジョーンズは2008年、モーリーの丘の高台2.5haの古い葡萄畑を購入し、ドメーヌ・ジョーンズが誕生しました。急斜面でハードワークを要する土地ではありましたが、彼女と夫ジャンマルクにとっては、宝の場所となりました。低収量で各区画ごとに醸造することにより、それぞれのワインの品質を把握することが出来ます。最初は、地元の人々になかなか受け入れられず、2012年のヴィンテージでは妨害行為により大きな被害を受けたりもしましたが、彼女はあきらめず、情熱と忍耐で戦い続け勝利しました。現在ワインクラブを立ち上げ、彼女の驚異的な活気に満ちた個性的なワインは大きな評価と称賛を浴び、逆境を乗り越え、勝利した彼女は、ラングドッグのジャンヌダルクと称されています。