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NEWS

2022.06.11ペアリング

ワインと旬の食材のペアリング「フィンカ・ビニョア」

~ワインに料理があるとさらに華やかに~
日常の食卓を彩るペアリングをプロのソムリエが指南します

 

ワインと旬の食材のペアリング


近年評価が急上昇、注目の土着品種

登場者案内

良川 雅子
JSA認定ワインエキスパートエクセレンス取得、スペイン語通訳案内士
プロフィール:
ワインの輸入・マーケティングやプロモーションなどを担当
櫻井 一都 氏
大井町「ロスビノス」
オーナーソムリエ
プロフィール:
東京・日本橋「レストラン・サンパウ」シェフソムリエを経て、渡西。ICEX(スペイン貿易庁)・スペイン大使館経済商務部主催「スペインワインコンテスト2007優勝」カバ功労騎士叙任

今回のご紹介のワイン

フィンカ・ビニョア

【商品説明】:リンゴや洋ナシ、白桃やライチにフェンネルなど凝縮感のある香り。生き生きとした酸、力強さがありながらミネラルと共に長い余韻がバランス良く口の中に広がります。フィンカとは区画のことで単一畑から造られる土着品種のトレイシャドゥーラ中心のワインです。アロマチックな香りが豊かで気品が漂います。

生産者:フィンカ・ビニョア
生産地:スペイン/ D.O. リベイロ
タイプ:白
セパージュ:トレイシャドゥーラ90%、アルバリーニョ5%、ゴデーリョ3%、ロウレイラ2%

〜テイスティング〜

外観は輝きのある明るいミディアムイエロー。
香りはやや熟れた柑橘系が中心で、白桃や白い花、かりん飴などがほんのりと交わり複雑さを醸し出しています。そこに若干塩気、ミネラル感がアクセント。


トレイシャドゥーラというスペインのガリシア地方の土着品種です。あまり知られていない品種ですが独特のミネラル感もポイントかと思います。


味わいはさっぱり感とまろやかさが共存したスタイル。甘酸っぱさがフレンドリー。キリっとした酸味とバランスのとれた果実味とコク、そしてキレのある余韻がとても心地良く、飲み飽きしない幅広い味わいに仕上がっています。


どれかが秀でてというより全体的に調和のとれたワインなので本当に飽きないです。


〜どんな料理に合わせたい?〜

魚介中心がベストかな、生や火入れ共に良いです。
今の時期なら鮎の塩焼きやイワシのハーブパン粉焼き。


やはりお肉食べたくないですか(笑)


スペアリブのBBQソースとか。牛肉の炭火焼き。豚の角煮やハンバーグなど。回鍋肉もいいな。


サーモンのタルタルやアジ南蛮漬けも合いますね。


野菜や鶏肉、豚肉などを蒸して食べたりなどひと手間加えるとより一層楽しめますね。


焼きナスやズッキーニやトマトをいれたラタトゥイユなども夏っぽいですね。


冷やしても良いし、若干温度が上がってきても上質な香味が楽しめます。グラスもオールマイティ。とても使い勝手の良いワインです。


バリエーション広がるワインですよね。日本の夏のシーンにぴったりマッチすると思います!



今回のご紹介のワイン

フィンカ・ビニョア

【商品説明】:リンゴや洋ナシ、白桃やライチにフェンネルなど凝縮感のある香り。生き生きとした酸、力強さがありながらミネラルと共に長い余韻がバランス良く口の中に広がります。フィンカとは区画のことで単一畑から造られる土着品種のトレイシャドゥーラ中心のワインです。アロマチックな香りが豊かで気品が漂います。

生産者:フィンカ・ビニョア
生産地:スペイン/ D.O. リベイロ
タイプ:白
セパージュ:トレイシャドゥーラ90%、アルバリーニョ5%、ゴデーリョ3%、ロウレイラ2%

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生産者紹介

フィンカ・ビニョア Finca Vinoa

【生産者説明】ガリシア州オウレンセのバンガ村にある「フィンカ ビニョア」はソカルコスと呼ばれる階段状の畑に12ha所有し、標高180~380mのアビア峡谷の傾斜にあります。日照量を得るため南、南東または南西向きに面してます。
D.O.リベイロ
リベイロは歴史書によると紀元前にワインが造られておりローマ皇帝も飲んでいたという記録が残されており歴史的に非常に古いワイン産地でした。12世紀頃には巡礼地を歩く巡礼者によってリベイロ産ワインが飲まれ16世紀にはイギリスへ輸出されるなど栄華を極めた時代もありますがその後の陸上交通網の発達による他産地の台頭や19世紀に広がった病害の影響によりぶどう栽培は衰退していきましたが、現在各所で再生の取り組みが行われている注目の産地です。ワイナリーは20年以上前にホセ・ゴンサレスがプロジェクトを興し、畑を再生しかつての名声を取り戻すこと、土着品種にこだわり、質の高いこの地ならではのワインを造ることを目的に始まりました。近年はコンクールやワイン誌などでハイスコアを獲得し実力が認められています。